タイトルが謎すぎると思いますが(笑)
トリケラトプスには腸骨と仙椎と呼ばれる骨がありまして。
左右の餃子(笑)が腸骨、背骨から左右に伸びている梯子状の骨が仙椎です。
人間で言うと骨盤に相当し、背骨から伸びる仙椎が左右の腸骨をがっちり保持する構造だそうで、そのおかげで馬のように後肢で立つことができたとされています。
こんな感じで一体感のある状態のようです。
ちなみにこの画像では仙椎の隙間が抜けてません。クリーニングで掘り起こせない状態なのかな?
この「一枚モノ」感は出したいなあと思いまして。
仙椎パーツの裏側から切れ目を入れます。
力を込めて(笑)左右の骨を上に反らせます。
ツライチな感じから節目がある感じに加工。
材質上ガサガサしがち。流し込み接着剤(流し込みSP)で撫でてやるとガサつきや小傷が溶かされて目立たなくなります。
仙椎が支える腸骨が足りないので資料を見ながらパテ盛りして付け足します。
仙椎も届いていないので足していきます。マスキングテープで保護しておいて瞬着パテを盛ります。
サフ塗りしたものとの加工前後。
なんとか腸骨と仙椎がツライチになったと思います。