模型制作記録簿

模型趣味のアレコレを綴っていきます。

進捗 2024.4.21

少し前の制作記まとめ分です。

頭部をいじりつつ、腰部と上半身の接続調整してました。

並行して、太腿にディテールを足す作業。

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ボディービルダーや解剖図を参考に太腿に筋肉表現を付けています。あくまで表情付けの一環であり、ムキムキにしたい訳ではないので程々に。

画像は光硬化パテにより山形に盛りたい箇所へまず峰を作る作業。エポキシパテの方が造型しやすいと思いましたがあくまで「色を付ける」くらいの作業予定のため光硬化パテで。

光硬化パテは中粘度な部類ですので、いきなり山盛りに盛ってもダレるだけ。なのでヘラを縦にして細く乗せてやったら硬化させ、今度はその細く盛ったところへなぞるようにさらに盛ってやります。そうしていくうちに尖った山のようになるので、高さが十分に感じたら今度は出来た山の両側へパテを乗せていきます。一度にこの形状に持って行こうとすると厚み次第では硬化不良が考えられるため、一度に盛れる量を考えながら盛り付け〜硬化×nしていきます。

 

これまで腰部に軸棒を設置し、上半身側に詰めた軽量版エポパテに穴を開けそこに差してました。今後コンバータ等重量に負けないタイトな接続を考えていましたが、上半身側へプラパイプを埋め込んで腰部の軸を差す方式にしようと画策。

φ8mm内径5mmのプラパイプを購入。現在軸径がφ5mmなのでこれを上半身側へ埋め込みます。上半身側をサグってφ8mmプラパイプが収まるよりやや広げておきます。腰部の軸根本がやや複雑な形をしているのでフィットするようプラパイプの口を整形。軸に差し込んで嵌合を確かめてから必要な長さにカット。良さげなので今回は模型用接着剤、いわゆる「白蓋」や「旧緑蓋」と呼ばれる流し込み接着剤は使わずに瞬着を使いました。毛細管現象で瞬着がプラパイプと軸の隙間に吸われ、接着面に回るよう意識して断面と根本からの二方向から瞬着を流し込みました。

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はい、ミスですね。プラパイプを軸と接着してたら軸が太くなるだけ!プラパイプは上半身へ埋設するんじゃなかったんかい!と自分へツッコミ。瞬着でガチガチに固めてしまった「はずの」プラパイプを泣きながら削ぎ落としていきます。

不幸中の幸いだったのが、瞬着が回りきっていなかったようで、軸が見えるまで片側削いでいったらなんだか浮くので軽くめくってみたら…簡単に剥がせました…溶着してたら危なかったー。

もう一度φ8mmプラパイプから軸受けを作成。今度は上半身側へエポキシパテを詰め込み、薄め液で湿した綿棒で穴の底に溜まってしまわないよう均したあとプラパイプを埋設。角度が動いてしまわないようマステでグルグル巻きにした後テンションがかからないよう逆さまにして硬化を待ちます。

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約2時間後に引き抜いたところ、腰部にあった軸ごと抜けてしまいました(笑)。一応嵌合自体はしっかりしているためこのまま行くことに。なんだかなあ…こういうこともありますて。

 

久々にコンバータも乗せ、膝はまだクルクル回ってしまう状態なのでマステで固定。
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膝当てが無い状態で立ち姿に安定感が出てきたら、基本プロポーションが完成かな、と思って調整中です。