前回はあくまで4月頭の状況までをまとめたもので、そこから推敲している間に1ヶ月ほど経ってしまいました。当然その間も色々進展しているのですが、どこかで区切らないと「書き出し〜推敲〜進展〜追記」を延々と(「永遠と」は誤用ですよ)繰り返すことになってしまいますのであえての…といったところです。
トピックとしては
・机と椅子を買いました(笑)
・中趾の可動はオミット
・コンバータと型取りゲージ
・盾の紋様について
・ウエスト周りの見直し
といったところです。
・机と椅子を買った話
ここまでで深刻化していたのが制作時間の短さでした。これは時間が取れないのではなく、長時間座って作業するのが辛くなったということでして…
どうも座り仕事から立ち仕事に変わって1年以上経ち、使ってなかった筋肉を使い座る機会が減り…の結果、以前はそれでやってたじゃん!な座りっぱなし制作環境がとにかく苦痛になってきまして…ちなみに座る=床に胡座、でして。30cm程度のちゃぶ台に胡座かいて作ってました。
ホームセンターで見た机と、椅子に座ってみたら「ああこれでええやん」となり、1万円程でワンセット購入。なんとか自室に設置完了し、晴れて「座る=椅子に」とランクアップ(笑)。かなり長時間稼働することが可能になりました。
・中趾の可動オミット
現在も継続中のコンバータ整形ですが、予定してたよりも大型にしてしまったことから自立は困難なことがはっきりしてきました。
初めは何となく仕込んでみた中趾の関節ですが、不安定な要因になりそうなため辞めました。
・コンバータと型取りゲージ
型取りゲージなるものを買ってみました。
今までプラ板を整形してラインを作り、それを当てこんで左右のラインが同じになるように整形してきました。が、型取りゲージはプラ板整形より格段にラク。そしてプラ板を当ててた時よりもダイレクトに左右の違いが分かります。プラ板の頃は片方が+1、もう片方が−1だとした場合、ひとつのプラ板をそれぞれに当てた際に「近い近い」と甘く見てしまい、差分は2も違うと気付かない…ダイレクト比較ならすぐ分かりますね。
・盾の紋様について
クリアパーツ化を目論んだ訳ですよ。
紋様をくり抜いて、そこへクリアレジンを流し込む…言う程簡単ではありませんでした。緩くRを描いた面なので、表から流し込むと左右へ垂れます。なので表面にマスキングテープを貼り裏から流し込んだのですが…粘着面の荒れが残ってしまうので中々透明感が出ません。一応表から爪楊枝等で塗りたくってやると透明感が復活するのですが、平滑性が悪く波波な感じに。
そしてペーパーで磨くと曇りが全然取れません。
これは正直失敗。
紋様を一旦光硬化パテで埋め、盾表にエポパテを盛って蓋を作り、光硬化パテを取り除いて盾の裏からクリアレジンを流してみました。しかしこれも離型が上手くいかず、エポパテにクリアレジンが食いついて剥がれず…これも正直失敗です。
今回は失敗したままにしておきます。
・ウエスト周りの見直し
元々細過ぎたウエスト。
これなんか分かりやすい。極端ですよね。
股関節パーツの左右幅が狭く、その開口部へウエストを嵌め込むため、上半身の幅からウエストにかけて絞り込みすぎておかしなフォルムになってます。
ただ、シャキッとした姿勢を捨てて前屈みっぽくすると「これでもよくない?」という感じにもなる…基本骨格がそちら寄りなのでしょう。
ただ今回は「重AB」と設定されながらもコンバータが重そうなだけで全高では13機中8番目、重量で6番目と「サイズの割には重い」というだけでずんぐりむっくりでもガチムチでもないズワァースさんを見てみたいところからスタートしてるので…
実は初回のエントリー時には既に加工済みでしたが改めて。
上半身の改修。基本骨格の修正になります。俯きがちになりがちな上半身を、胸を張った印象にしていきます。
ウエスト部を切り離し、胸部全体を起こし気味にする角度で再接着しました。
ハッチとウエストに大きな隙間が出来ましたが、胸部装甲もやや上向き加減の角度に変更しており、口が開いた状態です。
次にパテでウエスト周りに肉付けしていきます。この角度では分かりにくいですが、股関節外装との接続部に向かって細くなりすぎるため、凹みの部分を覆って自然なラインにしていきます。
股関節外装にもパテ盛り。その前に一度股関節外装を前後中央あたりでカットし、前面側を少し下へ下げてやりました。この股関節外装が小作りな印象なため、かなり弄っていきます。まずは辺に沿って盛り付け、逆R気味の輪郭を変えていきます。
盛った後、再度前後でカットしたら逆V字気味に開いて前後のボリュームも足しました。
この辺りから以降がGW中の作業となります。
上半身を接続して胴回りのバランスを見ています。
肩周りの装甲、脇の下あたりから胸部前面にかけてパテ盛りしてボリュームを出します。
その後、胸部装甲の幅増し=装甲の取付位置を外側へオフセットするため、まず差し込み用溝へプラ板を差し込みます。このプラ板にはさらに追加でプラ板が貼ってあり、その分外側へズラすガイドとなります。
ガイドに合わせてモデリングソーでカットラインを入れた直後。
両側ともカットラインを入れ、掘って溝を完成させます。
胸部装甲中央の隙間が、オフセットした分となります。
まだボリューム不足ですが、襟元のボリュームアップも開始してます。まだ薄いですが…
ここでタイムアウト。
次は腕部へ行きたいですね。
それでもまだ、こう、オーラバトラーとしての佇まいには至ってない感じが。このあと盾付けてコンバータ付けて刀持たせればズワァースにはなるんでしょうけど、それはそれで記号的であり大雑把かなと。なのであえて装着せずに「素体としてのズワァース」を見つけたいかな。
まだまだ色々気になるところは多いので…