模型制作記録簿

模型趣味のアレコレを綴っていきます。

クァドラン・ロー改修(脚部編2)

脚部を弄ってきて、何となくながらS字立ちっぽくもなり、そろそろ終わりが見えてきたかな…という頃から2つの問題が。

ひとつは「立ち姿が安定しない」問題。

各部をバラしては加工し、組み付けては確認し…を繰り返すのですが、立ち姿がなかなかキマらないのです。ちょっとしたことでイメージと変わってしまう…これはのちに理由が判明するのですが。

もう一つは「やっぱ膝横ミサイルハッチの存在感が乏しい」問題。

傘増ししたものの、立ち絵の印象では径が圧倒的に足りない(笑)

試しにデカいハッチ(候補)をポン付けしてみる。

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やっぱいいなあ。

ということで、径から変更することにしました。

プラ板からリング状のフレームを作ります。

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ミサイルハッチ跡へフレームを接着。フレームに合わせてひかがみを再建します。
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膝内側も同じテイストになるよう加工するのですが、こちらの径はキットの物がそのまま使えるようになってます。そうしないと爪先をハの字開きした際に干渉することが判り、この後も調整しながら進めてます。
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新設したミサイルハッチ。嵩についてはこの後も調整を重ねます。
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レジンアクセ用の半球状型が売っていたのでそちらへ光硬化パテを塗り重ねていきます。

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嵩などを検討してイメージに合った径・嵩の半球を作ります。

後日完成したものとキット(部品取り用)との比較。

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ここまでサイズアップしても、爪先ハの字開きさせてから正面から見ると…

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こんなに見えなくなります。キットのままですとかなり存在感が乏しい印象になってたように思います。

 

問題のひとつ、膝横ミサイルハッチには解答を出せたかなあと思います。もうひとつの立ち姿問題についてはかなり悩みました。それはもう迷走に迷走を重ねて、別口の作業を挟んで空いてしまった手付かずの時間含め4ヶ月近く経過してしまいました。