いよいよ終盤も近づいてきた感じです。
今回は、過去の記事で流れ上触れずにいた細部をピックアップしていきます。
まず、今回の懸念となっていた「黒丸穴」をどうするか問題。せっかくそれらしいディテールがあるのに「似合わない」という理由で全て削り取ってしまったManjy。穴が開きっぱなしというわけにもいかず、何かしらディテールは足さないと中身が丸見え。さあどうする?
…ということで、真面目に考えた結果、装甲内側に沿ってパイプが走り、穴へ90度曲がって繋がっているという想定としました。
雨樋のエルボみたいな考え方です。
プラ棒とプラパイプを7〜8mmくらいずつカットし、ブラ棒の前端をリューター丸ビットで掘ります。
先にプラパイプを接着・固定しておき、整形したプラ棒を差し込みます。
この後プラパイプ周りにパテを盛り隙間埋めをしたら、硬化後に纏めて削って均します。
前腕も同様の加工。こちらはプラパイプを固定後先に光硬化パテを盛り、削って均してからプラ棒を差し込んでます。脚部と違いスペースがないため、差し込んだプラパイプ・プラ棒が干渉しないよう内側を加工してます。
こんな感じになりました。
これなら穴は開いているが中身は見えない、穴の底を作ってあるが三次曲面なので単調にならずに済んでいるのでは…といった感じです。排気なのか吸気なのか、はたまた何かしらの物質を撒いているのか、吸収しているのか…そんな雰囲気が出たら良いなあと思って加工してます。
頭部センサーを収めるために開口した頭部ハッチ。
こちらも隙間から中身が見えないようフタを作ります。
プラ板の積層から頭部ハッチを内側から塞ぐパーツを自作して…
その上から頭部ハッチをカポっと。
黒く塗れば見えたとしても大丈夫でしょう。
胸部キャノン砲周りの再建。胸部フレームを幅詰めした関係か、キャノン砲がハの字に開きすぎています。
これじゃ正面の敵を撃てないよね、ということで、設定画でもさほどハの字に開いてる感じもないため取付基部を改修することに。
2021年4月11日に、基部にプラ板を貼り…
同10月3日まで放置(笑)
ようやくキャノン砲の取付開始。この時点ではまだハの字に開き過ぎています。
フロントスカートとの繋がりを意識してパテ盛り〜整形。スカートにも手を入れます。
キャノン砲はしっかり正面向きに出来ました。
フロントスカートの形状も固まりました。
実はこの工程でフロントスカートの位置だったり胸部フレームのライン変更の影響で股関節の位置が引けた印象となってしまいました。のちに股関節編であるように股関節の位置を前へ引っ張り出してやる作業を行いました。
これまで通り、形状がまとまったらサフを塗って(エアブラシ環境は構築不可のため筆塗りです)、表面処理します。
形状的には満足です。
この時点でバックパックの貼り合わせが出来ず、ミサイルハッチ天面にある三角穴も整形が完成していません(分割線がしっかり見えてますね)。塗って組み、組んで塗って…とやらないといけないため、合わせ目消しも一部塗装が進んでからとなります。
何とか年内に形状に決着をつけ、いよいよ塗装をどうするかとなりました。