模型制作記録簿

模型趣味のアレコレを綴っていきます。

HGズワァース、進捗2023.9.17

月刊ペースになりつつありますが、本人にその意図はございません。なるべく間隔は空けずに行きたいと思ってます。思ってるんです。ホントだよ。

 

今回のメニュー。

・胸部装甲について

・肩周りについて

・腰パーツについて

・頭部角について

・腕の改修について

以上となります。

 

胸部装甲について

紋様の形に沿って穴開けします。穴開け後どうするかが決まってませんが…

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①元のモールドの内側にドリル刃&リューターで穴開け。自分は紋様の角へまず穴を開け、その穴同士を結ぶラインへなるべく詰めて穴開けしました。

②穴と穴を開通させていきます。これもそのままドリル刃で。

③とりあえず穴が開きました。あとは穴開け箇所の整面と、装甲自体の歪み(以前に4分割したため、貼り合わせ後に多少歪みが生じていた)を削って調整しました。

④とりあえず完了。裏打ちしたエポパテが見えているのでなんだか綺麗に見えませんが。

この後どうするかはまだ考えておりませんが、

・筋繊維風にはしない

・原典ではマーキング以外の意味づけが無い

・でも色の塗り分けだけじゃつまんないよね

何かします(笑)。

 

肩周りについて

正面図を見ていたら、肩のラインはほんのりと山なりにみえます。

現在襟元から肩口へ向かって「水平ライン〜カーブを描いて45度程下向きへ」といったニュアンスで来ましたが、どうしても撫で肩な印象になりがちでした。

そこで設定画のニュアンスを取り入れることにしました。

従来はこんな感じ。このままでも良いのですが…

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隠し味として。一旦あえて峰を作り、左右を見比べやすくします。
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ざっと研磨したところ。言われなければわからないくらいの「怒肩」にしました。
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腰パーツについて

オーラキャノンを設置しました。ここに来てようやくキャノンをランナーから切り出しました(笑)

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穴を開けつつ左右の高さを揃えて位置決め。キャノン同士は現在プラ棒を介して互いを接続。

キャノンの周りは緩やかに取付穴へ向かってRを描くようにしてます。

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エストのパーツも整形。ラインのつながりを整えていきます。

 

頭部角について

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ここにきて左右で角の高さが違うことに気付きました。右角を下げることにしました。今見えてる瞬着パテのグレー部分で、かつて角へカットラインを入れ、手曲げしつつ隙間へ瞬着パテを流し込んで固定しました。今回も同様に切り込みを入れ手曲げし、瞬着パテで固定…

そしたらまた角度がズレてました。

想像ですが、おそらく原因は瞬着パテ。硬化時の体積収縮により、曲げただけの角の角度が動いてしまったからではないか、と。

再度カットラインを入れ、今度は手で角度を維持したまま固定しました。

 

腕の改修について

腕(前腕)は、かなり初期の頃に肘の突起を削って以来無調整でしたので、ようやくといったところ。

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改修初期に、とりあえず肘の突起を削除して一旦逆Rにくり抜いておきました。

 

手首に装着する爪のサイズを決めたら、2mmプラ板へそのサイズで穴開け。ここへエポパテを詰め、2mm厚のパーツを量産します。

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4つ型取りしようとエポパテの団子へプラ板を押し付けてからプラ板を剥がすのですが、メンタム塗っていてもくっつき、剥がすため歪み、硬化後爪だけを切り出し…と長い準備のわりに出来は良く無い。やり直しです。

2mmプラ板を細切りして…

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型板は再利用。ガンマカでアタリ線を引きます。
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輪郭に沿って削ります。
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まずは必要数の基本形が揃いました。
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爪の峰側を削り、一旦手首へ。

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雰囲気・バランスは悪く無い。が、そもそもの前腕部全体のシルエットが色気なさ過ぎ。

ちなみに盾がすっぽりと収まる。キット本来は盾側にダボがあり、位置決めは腕に開いた穴へ差し込む。もうダボは切り飛ばしてあり、腕を挟み込むようなパーツが逆テーパーなため肘側から差し込んでやると取れなくなり、たまたまフィット。

これはこれで良いかもしれない。

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ダンバインの腕を参考に加工。構成とかシルエットがわりと似てるんですよね、ズワァース。

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爪と拳を装着したところ。とりあえず悪く無さそう。
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そんな確認ができたところで、一旦開口部を全て塞ぎ、手首側を整面します。もう反対側を加工する際は初めからこのボリューム感を参考に手首側にパテを詰め、のちに開口していきます。

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右手側も同様に。鏡像反転してますが、キットとの比較。

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参考としたダンバインの腕周り。

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最後に一通り組み付けて様子見。

TV設定画に無いディテールがほぼ無くなったと思います。

爪はシャッター切る直前にひとつポロリしました(笑)。

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とりあえずここまで。

膝曲がってないズワァース見たさにここまで来ました。そろそろ1年経過。クァドラン・ローを超えましたね(笑:クァドラン・ローは工作が10ヶ月、塗装プラン準備から磨きまでが4ヶ月程、撮影準備に1ヶ月)。

仕方のないことなんですけどね。クァドラン・ローと違ってズワァースはほぼ週末か大型連休中にしか触れなくて、実稼働日数自体が相当違いますからね…。

がんばるます。