模型制作記録簿

模型趣味のアレコレを綴っていきます。

HGズワァース、進捗2023.10.1

皆様、お疲れ様です。

模活、捗ってますでしょうか。

私は日頃制作は週末と決めてまして、たまに突発で平日にやることはあっても稀でして。やはり仕事への影響もあるので平日は大人しく早寝するようにしています。

それでも「次はここを作業したい、今はこうだが次はこう変えたい」みたいなかんじで制作メモを作業後や思いついた時に書いてたりします。主に平日はそうしたビジョンをアウトプットして実作業時のモチベーションに変えてたりしてます。

 

さて、前回から少し早いですがHGズワァース制作記です。今回のお品書きは

・肩の爪について

です。そりゃ早いわ。

肩の爪装着前です。ここから肩にスリットを入れて爪を付けていきます。

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その前に。

ズワァースという機体は、大きなコンバータや膝当て、長い足の前爪など一見して特徴も多いのですが、キット改修にあたりこれらが無くともズワァースに見えるバランス…骨格、つまり基本プロポーションを整えることを優先する、という考えで作業してきました。膝下側の作業ならまず寸やふくらはぎの形や足首位置を整えたのちに足指を加工する、上半身の作業なら肩周りの面取りを行ってから肩の爪を装着する…などです。末端の要素を弄る前にベースとなる体型に問題ないか?を考える、というのは過去のエントリーでも書きましたが、今回も実践しております。

 

肩周りのフォルムはキットでは逆R面が多く、小ぶりな印象でした。他にも

・頭の角が大きい、頬が抉れている

・上半身はやや幅狭に感じるが、それ以上にウエストがありえない程に細い

・二の腕がモコモコしていて筋肉質すぎる

・前腕が波打ってる

・肩の爪が小さい

・ウエストの細さに釣られて股関節パーツも細く見える

・膝から下が太くデカい

・足指は設定画とは別物

…とHGズワァースは全体的に妙なアレンジを施されています。そんなに設定画通りに形にするのが嫌だったのでしょうか?

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肩の爪は設定画によると、肩アーマーの袖口まで抜けたスリットがありそこから生えているという表現になっています。キットでは肩アーマーへ埋め込むのですがスリットがありません。爪の形も随分違うため作り直そう…と考え、現在に至ります。

 

スリットを設ける過程は特に残してなかったので、爪から。

腕の爪同様2mmプラ板からの削り出しです。

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ひとつ削り出したところ。
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肩のスリットへ仮装着。
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ちょっと短く見えますね。
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短いのでは無く太いのかもしれないと思い、やや爪の幅を削ってみました。良さげなので残り3つの爪もとりあえず加工しました。

あとはスリットの底に光硬化パテを塗り、爪を差し込んだら肩口から光を当てて硬化。仮装着とします。
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ビフォーアフターです。爪が伸びたように見えますが、実際は細身にした効果です。

 

現時点で腰に上半身が乗ってるだけなので、左腕に盾を装着すると重みで体が傾きます(笑)。が、この角度から撮ってると意外と分かりません。クァドラン・ローの時それで体の傾きに長らく気付かなかったという経験から俯瞰と合わせて正面からも撮影するようにしています。
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これで一旦全身に施された「HGアレンジ」はほぼ無くなったかと思われます。次回からコンバータの作業へ戻ります。

コンバータもアウトラインをそれとなく変えたところで放置してたので、形の追い込みと接続方法をいい加減決めないとなあ…といった感じです。

 

制作途中から「膝曲がってないズワァース」を見たくなって現在に至ります。完成はまだまだ先になりそうですが、よろしくお願いします。