昨年は年末より仕事と模活の折り合いがつかず、体を休めることに注力して乗り切る方針で生活してました。何とか無事に仕事納めできました。
とりあえず年越し模活として『アニュラス製干支ノ武者[辰]』を組み立てました。原型は高木アキノリさん。たぶんデジタル造型かな?
Twitterにもアップしましたが、造型が緻密でかつ分割もなかなか面白かったです。
角から兜のひさしまでが1パーツ!スライド金型とかの手法は想像できますが、やはり一発で抜けるのは凄いですね。ちなみにインジェクションキットです。
人間の頭部へ面頬や兜をジョイントしていきます。面頬下顎は左右割なのですが、ゲート処理をきちんとしてやるとバチピタです。センターの分割線がほぼ分からないほど。
このデザインですと、パーツでバチピタ狙いに行ってもヒケや反りなどが加わって浮いたり分割箇所が閉じないことも多いのですが、スナップフィットキットであることとダボの嵌合が良いため非常に綺麗に収まります。
一応ひさしと面頬の隙間(=龍の眼部分)から中の人が見えるようになっています。
喉輪(喉元を保護する輪状の部位)は右手側が欠けています。左手側は造型されているのですが…
このように左手の形に合わせて陣羽織の左肩あたりが少しだけ浮いています。この襟からチラ見せするため重なりの分をカットせずに残した、というのが目的かと思われます。
ちなみにこの腰回り、番号が示すように4パーツ装着するのですが、これが意外に難物でした。B⑨が腰紐パーツでB⑬が脇差。図だけ見ると1パーツに見えますが、二つでひとつにします。
そしてB⑩をはめ込んでしまうとB⑫が差し込めなくなります。B⑫を先に差し込むと今度はB⑨+B⑬(それぞれにダボへ嵌め込むための突き出しが付いている)が入りません。それぞれが少しずつ重なり合うようになっており、ややコツが要ります。
とはいえそこまで難しいものではありません。全パーツのダボへの差し込みを緩めにしておき、上下の重なりを確認してから全方位より一度に押し込んでやります。
威風堂々、プラモデルに見えませんね。
珍しく(笑)これ以上の工作はしません。組み立てる前に塗装プランを思い付き、下調べと裏付けを行い31日に塗料をポチっておきました。
わりと出オチな塗装になると思うので、彩色が完了したらTwitterはアップしようと思います。
何やるかは秘密です(笑)。